府中市美術館 藤田嗣治展★

こんにちは★はろんです。
今日は、過ごしやすいですね。

府中市美術館で、開催中~12/11までの

藤田嗣治展に行ってきました。

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とても、繊細でフェミニンな柔らかな絵ですね。

大学時代~晩年までの絵が展示されている
のですが

府中市美術館の絵のキャプションの文章が
とても素晴らしく、全てしっかり読んでしまい
ました。

今まで、箱根ポーラ美術館などでも藤田嗣治
展覧会には行きましたが

今回の展示では、フランスで評価されるも
祖国では受け入れられない歯がゆさ。

第二次世界大戦が始まって、戦争画を依頼されて
描く様になったとたん、日本でも評価される
ようになった事。

今まで居場所のなかった日本で、自分の絵が
認められた嬉しさから戦争画に力を入れる様に
なるも、

終戦後は、手のひらを返した様に戦争画の事で
批判を受け、日本を去ってしまった事。

日本の国籍も抹消した事。

藤田嗣治とって祖国は、こがれても受け入れられず
愛して、憎んだもだったのではないかと思いました。

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晩年、キリスト教に改宗して救いをもとめた
宗教画も清らかで美しかったです。


最後まで、読んでいただきありがとうございます。